腰の痛み

ツボを刺激する事によって、身体の様々な症状を緩和してくれる働きがある事はよく知られていますよね。当り前ですが、腰の痛みの治療にも効果的なツボと言う物が存在しています。腰の痛みに効果があるツボは、主に背中に集中している為、自分でツボ（経穴とも呼ねれ、中医学や漢方医学において、刺激を与えることで不調を調整できると考えられている体の表面にある特定の部位のことです）を見つけて刺激する事はちょっとむずかしいでしょう。

出来れば、鍼灸院等へ来院して、専門家にツボ治療をして頂くと良いですよ。けれど、腰の痛みがそれ程強くない場合や、自分でツボ（経穴とも呼ねれ、中医学や漢方医学において、刺激を与えることで不調を調整できると考えられている体の表面にある特定の部位のことです）を探せる箇所もありますから、そのような場合には自分でツボ（ＷＨＯでも治療効果が認められていますが、その仕組みについてはまだ解明されていません）の刺激を行う事も可能です。

例えば、手足にも腰の痛みに効くツボ（指などで押す、お灸をする、鍼を打つなどして刺激します）があるため、その辺りですと自分で探し出すのも簡単ものです。手の場合は、人指し指と中指の間の関節、そして、小指と薬指の間の関節を下まで辿っていくと骨が交わる箇所があるのですが、そこが腰痛のツボ（指などで押す、お灸をする、鍼を打つなどして刺激します）だと言われているのです。

足ならね、膝関節の裏側付近のシワの真ん中ほどのツボ、足の裏側でふくらはぎが盛り上がった部分から少し下付近の窪みのツボ等があります。ツボ（自分での指圧では効果を感じられない場合には、せんねん灸などを試してみるといいでしょう）を刺激する際は、気持ちがいいからと強く押したりしないで、リラックス（不安や緊張などのネガティブな感情が一切ない状態のことですね）して優しく行うようにして下さい。ツボ刺激の目的は、身体全体の血流を促して新陳代謝（体の部位によって入れ替わる速度が違いますが、三ヵ月程度で全ての細胞が新しくなります）を高め、体内のバランス調整を行うことにあるので、むやみやたらと刺激すれば良いというものでもありません。

いくら効果的かといっても、押す回数を増やしたり、強く刺激したりしないように注意して下さい。

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